アトランティックには内部ルーティングコントロール機能が搭載されており、2つのエフェクト(ディレイとリバーブ)のどちらを先に接続するかを選択できます。シリアル(直列)接続モードでは、深く広がりのあるリバーブサウンドにディレイリピートを加えたり、ドライなディレイサウンドにリバーブサウンドを付加したりすることが可能。また、パラレル(並列)接続モードでは、リバーブとディレイの信号を独立して処理し、ミックスすることができます。2つのフォーンアウトプットを装備し、高品質で広がりのあるディレイ&リバーブサウンドをステレオで出力することも可能です。
ディレイタイプ
70's(40 ms - 400 ms): 70 年代サウンドの象徴とも言える BBD 素子によるアナログディレイサウンドを再現。 60's(55 ms - 550 ms): アナログデバイスによって構築されるウォームでダスティーなテープエコーサウンド。 80's(80ms - 800ms): デジタル世代特有のクリアなディレイサウンドです。デジタルコピーされたディレイサウンドはオリジナルサウンドを忠実に再現。
リバーブタイプ
SPR: スプリングリバーブユニットによる複雑な残響音を再現。
PLA: 金属板を振動させて、その音をピックアップで拾って残響音を作り出すプレートリバーブのシミュレート。
HAL: ホールリバーブのシミュレート。リバーブレベルノブでホールサイズを、リバーブディケイノブでホールの壁の数を調整できます。